日テレNEWSで、元航空自衛隊パイロットによる怪異遭遇体験が取り上げられていた。

1990年頃、F-4EJ改で硫黄島から離陸して訓練空域に入り、仮想敵戦闘機との訓練を開始した。
空中戦に入ろうとした時、下を何かが抜けるのが目に入った。
当時、時速700～800kmで飛行中に追い抜かれた為、訓練中止を宣言して確認の為に加速、
接近して真横に並ぶとF-4やF-15戦闘機とは形状が異なり、グリーンのレシプロ機で
日の丸が描かれていた。
飛行帽と航空眼鏡をかけたパイロットがこちらを見た、その後、加速上昇して視界から消えた。
通常ならば追跡するが何故かそれをしようと思わなかった。
再び空中戦の訓練を再開したが訓練終了後、硫黄島基地に戻り、他のパイロット達に尋ねるも
皆に流された。
謎の航空機と遭遇した際、後席の搭乗員と会話した記憶が無く、異次元に居たような
不思議な感覚だったが、見たとの記憶は確かにある。
（元航空自衛隊パイロットの証言より）

まるでSF映画、ファイナル・カウントダウンでの、原子力空母ニミッツの艦載機、
F-14Aトムキャットと、旧日本海軍、零式艦上戦闘機との遭遇をイメージさせる。
ところで、零式艦上戦闘機の最高速度は低高度で時速500kmが限界なので、
時速700～800kmで飛行するファントムを追い抜き、消え去る事は不可能。
現代でもレシプロ機の限界速度は時速800km程度と言われ、その速度より
更に加速上昇する事は不可能に近い。

UAPで可視出来る表面は加工された素材では無く、エネルギーシールドによって
形作られ、よって外殻を自由に変化させる事ができる。
人間の抱くイメージ、記憶を読み取り、その形への擬態も可能な為、
何らかの目的を持ってターゲットと接触する際、擬態する事も考えられる。
元航空自衛隊パイロットによる怪異遭遇体験も、何らかの警告、注意喚起をする際、
パイロットに恐怖と恐れの念を抱かせずに、飛行空域より誘い出した事も考えられる。
パイロットへのブレインインターフェースにより、零戦のイメージを読み取れば、
零戦に擬態し、搭乗するパイロットも旧日本海軍パイロットを描くだろう。
このパイロットの証言で、映画、ファイナル・カウントダウンでの映像描写を連想するが、
パイロットも、F-14トムキャットvs零式艦上戦闘機の交戦シーンを観ていた事も考えられる。
パイロットが交戦訓練に挑もうとしていた矢先、UAPは空域に危険な気流の流れが存在していた、
或いは、パイロットが交戦訓練前の高ぶる精神、興奮状態に陥っていた事を察知した。
UAPはこのタイミングでの交戦訓練開始により、空間識失調症、失速等による
墜落、接触事故の危機の可能性が高いと判断し、一旦はF-4ファントムを空域から離脱させ、
パイロットが冷静さを取り戻し、我に返させる目的で誘導した事も考えられる。

謎のレシプロ戦闘機と遭遇した元航空自衛隊パイロットも回想している。
「あの頃は四六時中、空中戦で勝つことだけを考えていました。
訓練でいかに相手パイロットを陥れてマウントをとるのか、それだけです。
ひたすら訓練を重ねていたので、パイロットとしての感覚がガンガンに研ぎ澄まされていました。
ですので零戦を見た時は、全然違う空間に入ったような感じがしたんです。
ひょっとすると、あのまま訓練に入っていたら事故に至っていたのかもしれません」

（零戦と現代ジェット戦闘機との遭遇、参考イメージ）
SF映画、ファイナル・カウントダウン、F-14vs零戦の戦闘シーン（YouTubeより）
https://www.youtube.com/watch?v=NkOsXNF_ZoM&t=240s